「ハロウィンKIのKO」だよ前編
ドリスタで最もシュールな迷作である。そして重要な回である。特に初登場の「キノコのれい」は、今後もたくさん登場する。
しずくの家でハロウィンパーティをすることになり、ぬいぐるみや友達が集まってきた。しかし、ニセが密かに悪巧みをしていたのだ。
「キノコのれい出てこいっデスワ♡」
キノコのれいと呼ばれたそいつは姿を現した。なにやらニセから任務を請け負ったらしい。
「頑張るのよっ」
「……(しょべすな仕事)」
「キーテルのかおい?あーーーーああん??!」
「ウワッ」
突然ニセの口調が変わってビビりながらも任務へ向かうキノコのれい。
きのれいは、ゴリラの脳内に入り込み、あっさり洗脳に成功する。
「オレサマはキノコだ!!」
洗脳されたゴリラは「キノコ1号」になってしまった。キノコ1号はチビメガネ・デカメガネ・クータのことも「キノコビーム」で洗脳してしまう。
しずく家の近所でニセはキノコたち(笑)を集めてこう言い放った。
「今日からニセではなく『デカメガネ』になるのだデスワ♡」
ここでまた新たな作戦をキノコたちへ発足。どうやら3竜の捕獲を企んでいるようだ??。
洗脳されたキノコ1号たちが動き始めたその時、ジポラがきてしまった。
ジポラを洗脳しようとするキノコ1号。しかしゴリラがキノコ1号になっていることに気がついていないジポラをあえて利用しようと考える。ジポラは普段からゴリラを慕っているので好都合だったのだ。
違和感に気がついたジポラは、キノコ1号に騙されたふりをして、しずくたちを呼ぼうとする。しかしきのれいの目は誤魔化されなかった。ジポラはきのれいの魔法で吹き飛ばされてしまう。
「貴様よ…キノコになるのだ」
「やだっ!」
「嫌でもなれ!キノコビーム!」
(なにっ!キノコビームが効かない!)
洗脳がなぜか通用しないので、ジポラはフリーズさせられた。
きのれいはジポラを1時間後に殺害すると予告。
前編終わり