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小説no.2(7章 かいぶつ・8章 友情)


小説no.2 (7章 かいぶつ)

眼鏡社長はフ●ースの力を使い、ビルを丸ごと空へ飛ばした。

その屋上に自ら乗り込み、まるでビルを巨大ロボットや戦闘機のように操縦?している。

怪獣映画のような光景に驚く一同。

本来は人間であるしずくを心配する小に対して

「ケッ、ザマミロストーカーめ!」

「地獄耳め!」

ゴリラとりゅうは普通に失礼なことを言っている笑

ひどいわ~

その時だった。

怪獣が涙を流し始めたのだ。

痛さを感じているのか、しずくとしての意識が残っているのか。

「怪物…しずくに戻してやる」

眼鏡社長は真剣な眼差しで両手を合わせ、人間の姿に戻す力を発動し始めた。

しかしその瞬間、怪物としての意識が戻ってしまったしずくがビルを投げつけてしまい…

小説no.2 (8章 友情)

投げつけられたビルが直撃し、瓦礫と共に落下していく眼鏡社長。

その衝撃でメガネのレンズが割れて外れてしまった。

彼の弱点。それは、眼鏡が無いと何も見えないこと。

本編でゴリラ本人として登場したときと同じ弱点なのだ!!

(社長のメガネが…でも、社長にぴったりのメガネはオレしか持ってない)

そう!本編と同じで、眼鏡社長は上からもらったメガネ以外は度が合わないのだ!

「しゃらくせ~!」

上がメガネをぶん投げると、フ●ースでメガネを感知した社長は

空中でメガネをゲット!某映画の名台詞と某芸人のポーズをきめて

落ち行く瓦礫の上に降り立った。

しかしここでピンチが!

上が社長の近くまで駆け寄ったせいで、しずく怪獣の攻撃を

くらいそうになったのだ。

「上~~!(ダメだ、追いつかな…)ゴリラ!!」

「立て、副社長。」

「あなたは?」

「社長の友達!嫌いなものはストーカーだ!」

ドッカーン

ゴリラの決死の行動で、上は救われた。

ここで社長は両手を合わせ、意識を集中する。

すると怪物は元の女性の姿に戻った。

彼女は呆然と立ち尽くし、破壊された街を見て涙を流した。

「しずく…しずく支部長、君はよく頑張ったよ。だから…」

副社長・上が後ろから声をかける。

「私が…私がみんなに迷惑かけて、私が街を壊して…」

「お前じゃない」

泣き崩れるしずくが顔をあげると、そこにはメガネ社長がいた。

「オレがやった。全部オレがやった。」

続く!

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