こんな時に喧嘩(4)
厨二が加速する----------
「みんなー!ナチや上の居場所がわかったぞ!話し合いの結果、小とジポラに行ってもらうことになった」
天使イルカとクイヤが嬉しい知らせ?を持ってきたが、えー!僕たち戦えない!と怖気付く小ジポラ。
「強さじゃないボー友情だボーボーボー」
(え?天使ボブ?)
デカメガネは一瞬だけ天使ボブの声が聞こえた気がして、小とジポラに声をかける。
「強さじゃない!友情が大切だよ!」
「そうだね、ありがとうデカメガネ!」
「アンタ、かっこいいこと言うじゃない」
皆に褒められるデカメガネであった(笑)
「気をつけてな」
クイヤに送り出される小とジポラ。ジェネシス史(仮)でクイヤも辛い思いをしているので、それを知っていると胸熱シーンである(作者しか知らねぇーww)
しずくたちも、後から向かうそうだ。
ーーー???の場所にてーーー
ナチは「パーディン」という謎の儀式を始めようとしていた。なんじゃそりゃ(笑)パーディンには正装で参加するらしく、美少女3人組がおめかししてる。普通に可愛いんですが(笑)ジュリアンはレインボーの見張りを命じられて参加できない可哀想。
こ、こ、で
謎の衣装に着替えた闇ゴリラが登場!!なんだこの状況。あっキマイラの影響でおかしくなったゴリラを識別するために、劇中では呼ばれてないけど一応「闇ゴリラ」としますね(笑)
※闇ゴリは目がぼやっとしてる(要はレiプ目)、若干大人びて見えるように2006当時描き分けていたつもり。
正装闇ゴリラに頰を赤らめるららら。
「私ゴリラさんと…」
「一緒に踊りたい?」
「はっはい///」
なんじゃこりゃ。らららのダンス申し出をゴリラは許可した。パーディンでは踊るらしい。ただのパーティーじゃん謎すぎ。その様子を見てナチはニヤリと笑った。
牢屋のレインボー
「なんか俺のこと忘れてない?」
残念かよwwww
ーーーーー
一方、小とジポラは、???の場所…つまり「ナチの城」の眼の前まで来た。そこへキノコのれいが現れる。
「オレ様昔ここで働いてた。キサマたち秘密の入り口知ってる?オレ様知ってるから教える。後から来るのにも教える」
「ありがとうございます!」
かつてナチの仲間だったキノれいのおかげで、簡単に侵入することができた。
ーーーナチの城ーーー
実験室では上とキマイラが対峙していた。キマイラは上を洗脳しようとしているらしい。
『ゴリラはお前の存在など邪魔なホコリのようにしか思っていない。思い出なんか捨ててこの現実を信じるんだよ』
「信じてるよ。ゴリラの心の中に絶対前の記憶があるって」
信じてるよ
またキマイラの脳裏に遠い昔の記憶が再びフラッシュバックした。
ーーーーー
一頭のヤギ。このヤギもまた、キマイラの過去の1つらしい。
「お前、人間の言葉がわかるのか?」
謎の男性がヤギに声をかける。しかもニセの先祖と書いてある。これはどーいうことだ??
(ジェネシス(仮)によると人間が生まれた時点で悪が誕生しているので、当時の悪のことを「ニセの先祖」と書いたのだろう.放置したジェネシス小説by2008にもニセの先祖登場してる)
(人間の言葉がわかる発言も曖昧なので柱脚する。生きものと話せる人間は「たっちゃん」など限られている?が、キノコたちがたっちゃんの言葉を理解できていたことから、生きもの側はみんな言葉わかるっぽ。なので、この発言は「人間の仲間になる気はあるか?」みたいなニュアンスで脳内補完よろデス)
「仲間と引き換えに強い素晴らしい力をあげようか?」
このヤギは人間に興味があるらしく、この力を欲した。ヤギは謎の男に言われた通りに行動を開始した。
「大変だ。人間たちがここを工場にするって言ってたよ」
ヤギは群れの仲間に嘘をついた
「そっそんな…」
「工事はすぐ始まる。群れのみんなに知らせよう。オレも後から追いつくよ。オレ、新しく住むにはもってこいの場所知ってるからそこへ行けよ。教えてやるからさ」
ヤギは嘘の場所を教えた。
「じゃあ」
「ちょっと待って!おれ、その、お前の優しい心大好きだぜ!信じてるよ」
これが群れのヤギとの最後の会話だった。嘘の場所にやって来たヤギの群れは謎の闇に飲み込まれ消滅した。
「約束通りお前にあげよう」
「ありがとうございます」
「この地図を」
「え」
そう、ヤギは騙された。その地図のに書いてあったのはヤギが住んでいた場所。しかしその面影はない。謎の城だけがあるまっさらな空間になっていた。これは???
(この過去は曖昧な点が多い。ナチの城の原型(?)がヤギたちの場所にできたというより、ヤギたちの場所に平行して?悪の心空間へリンクする場所になった?と解釈した方が良い。意味わからなくてすみません)
描かれてないが、ここでヤギはかつてのキノれいのように働かされ洗脳されたのだろう。
ーーーーーー
『お前はさっきから意味の分からぬことを言うな』
記憶を拭い去るようにキマイラは言った。そこへ、秘密の入り口から入って来た小・ジポラが助けに来る。
『行かせんぞ』
「怖くなんかないぞ!」
上を助けるためならキマイラなんか怖くない小ジポラ
『とどめはゴリラがやることになっているから私は攻撃しない。怖くないのは当然か』
小たちを見下して挑発するキマイラ。だがジポラの一言で、また過去の記憶がフラッシュバックする。
「攻撃しないから怖がらないんじゃないよ」
攻撃しないから仲良くしてるわけじゃないよ
ーーーーー
人間の少女と仲良くしているヘビがいた。たっちゃんとキノコみたいな関係だろう。それを影から軽蔑した様子で見ているヘビ…このヘビが、キマイラの過去の姿の一つだ。
「なんで人間と仲良くしてるの」
「え?」
「攻撃しないからって遊ぶのはやめろよ。もしかしたら油断させて、後で殺されるかもしれないだろ」
「攻撃しないからじゃない。たとえ人間でも大切な友達なんだ。友達だから仲良くしてるんだ!」
「あっそ。勝手にすれば」
そうしてヘビは孤独を選んだ。
(え、これで終わり?)
ーーーーー
『アハハハハハハハ』
色々思い出してしまったキマイラは怒り狂って炎で攻撃を始めた。逃げる小とジポラ。
『もう我慢できん、もう…消えろ…』
その時!!キマイラが巨大な泡の中に閉じ込められた!!
「や~!」
「魔法!」
これはしずくとイルちゃんの魔法だったのだ!(一応主人公だし強いw)そう、ドラゴンクイヤと天使イルカ、ドリームスターズのみんなが追いついたのだ!!
続く!