こんな時に喧嘩(7・完結)
キマイラとの最後の戦いが始まったその時、ゴリラ・小・上のペア能力が発動!一体どんな強力な魔法が…と思いきや、なんと某お笑い芸人の真似を始めたのだ。
作者、何考えてんだーーーーーーーー!?!?
でもこれが何故か強い。ネタで言ったことが全部現実になり、キマイラの攻撃が通用しなくなった。
「キマイラの心広くするために幸せ放り込む」
ゴリラが決め台詞を言うと、キマイラが輝き出して消滅した。キマイラを形成していたであろう、遠い過去の生きもの達の怨念?も空へ飛んでいった。
これで本当にキマイラを倒したのだ(つまり改心した)喜ぶドリームスターズたち。だがそんな余裕はなかった。
「待ちなさい!!あははははは!!ガアァァァァ」
気絶から復活したナチが怪物の姿になって巨大化したのだ。えー。巨大化ナチはジポラを捕まえて持ち上げた。
「ジポラ今行くぞ!しゃらくせーーーー」
ゴリラは武器を突きつけるが、簡単に折られてしまう。絶体絶命のゴリラ。目に涙を浮かべながらも、ジポラを助けたいという思いがゴリラを奮い立たせる!
巨大化ナチによじ登ろうと、足にしがみついたゴリラ。すると、掴んだ部分から電流のようなもの?が走り、ナチ全体が包みこまれた。
「ギャアアァァァァ」
ナチは怪物の姿を維持できず元の美しい女性の姿に戻った。まじか。
「まだ諦めてないわよ…この世界は…」
ナチは号泣しながら這いつくばっている。キマイラのように改心させられるのでは?ゴリラが手を差し伸べたその時!ナチは至近距離でゴリラに魔法を繰り出した!
動きを予想していたレインボーは、間一髪でゴリラを背中に拾い上げ助けた!(レインボーさんくそでかいぬいぐるみなん?と思うかもしれませんが、ぬいぐるみと心通わせた時点で色々裏設定が作用して、大きさとか関係なくなっています。気にしないでください^^)
ん?
ゴリラがレインボーさんに乗った→ペガサスに乗った少年→あっ
折れたゴリラの武器が光り出し、なんと弓矢に変形した!!!
(ペガサスに乗った少年が矢を撃つ…もしや!)
ナチ様は最初、キマイラを倒す方法がそれだと思ってたらしいけど、別にそーいうわけではなくて、自分が倒される時のシチュエーションのことだったみたいですね。
矢の攻撃を受けて、ナチは無の世界?へ意識が飛んだ
(私は今まで何を考えていたのだろう)
ナチだったものは黒い煙になって消えた。そこからナチの声が…
「私たちは、あなた達の側から消えます…」
ナチは消えた。
しかし、悪が完全に消えたわけではない。これは中学編(レジェンド)で明らかになる。だがとりあえず、ナチは倒した。
「お前に話したいことがある。降りるのは後にしよう」
「うん」
しばらくレインボーさんとゴリラは空を飛ぶことにした。
「どうやらお前は、伝説の(弓矢を出せる)少年だったようだ」
ゴリラは伝説の少年!!!!
レインボーによると、ナチが消えたことにより、その手下であるニセ達は存在こそ残るが目的を忘れ、自由になるらしい。
「これでドリームスターを無理やり無くすようなことはないだろう」
レインボーさんは続ける
「問題は、これから自分自身のドリームスターを失わないようにすることが大事なんだ。自分らしく自由に生きることが大切なんだ」
大事な話をした後、地上に戻った。これ別に最初から地上ですればよかったんじゃ(ry
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これでドリームスターズは解散します
やるべきことはやりました
もしかしてこの先ニセ達に会うかもしれません
でもそのニセは本当のニセです。
ナチの言いなりのニセではありません
END(多分)
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なんだこの終わり方はあああああああああ!?!?!?
こんな酷いのをお読みいただきありがとうございます(涙)
おしまい