にせたちのそのご
狂気のバレンタイン回。これはひどい。
ニセ達はナチが消えた後も自我があり、あの城で生活していた。その後、記憶がなくなってしまうのだが…それはまだ先のはなし。
(アイツを倒すために好きなふりをしていた。でも、今思えば本当にユカが好きだったのかもしれない…うぅぅぅぅん)
涙ぐむニセ。そこに背後からじゅりあんが近づきニセに抱きついた。すると、ニセの脳内にあるユカの顔が薄れていき……
「じゅりあん愛してるゼ」
「結婚しよう!」
「いいよ」
「「アハハハハ」」
えええええ!?!?ひでぇなwwそれを見て羨ましがるららら。
(ああ…ゴリラ、どうしてあなたはゴリラなの)
らららの妄想が始まった。タ●キーやウエ●ツ達の顔が、なぜかゴリラに見えてしまう。病気である。そして、しずくがゴリラにバレンタインのプレゼントをするんじゃないかと心配する。
「しずくに負けるものかぁぁ!うお~~~~!」
こうして「ゴリラくんLOVE♡らららより」と書かれたチョコを作り上げた。それを見守るにににななな。手紙も書いて準備OK!
2月14日…小学校へ忍び込み、ゴリラの靴箱に入れてきた。乙女かよ。
(俺なんかになんでチョコ?)
帰宅して開封したゴリラは思わず「ゲッ」と声に出してしまった。チョコもひと口食べたがあまりのまずさに?ぶん投げて捨てた。思いっきりハートの真ん中にヒビが入った。
翌日(ゴリラ誕生日)しずくとゴリラの靴箱にそれぞれ手紙が入っていた。内容はそれぞれ、しずくをバカにする内容、ゴリラLOVE誕おめ!って感じだった。
手紙の隅っこに、なぜかローマ字が書いてあり、しずくゴリラがそれを読み上げると…謎の空間にワープしてしまった!
「ハッピーバースデー」
「うわ!」
「出たー」
これはらららの罠だったのだ!
「美味しかった♡?」
「まずかった」
「私は?」
「嫌い」
「もー嘘ばっかりー」
言葉が通じないららら。しかも、突然刃物を取り出してしずくを追いかけ始めたのだ!!危険すぎるwwwwゴリラしずくらららがバタバタして逃げ回る。らららがしずくに押されて倒れた衝撃なのか?謎の空間から脱出した…
元の空間では全く時間が経っていなかったらしく、オビッチと上に不審な目で見られたゴリラしずく。笑ってごまかした。
放課後、ゴリラが家に帰ると…
「え?ジポラなに食っちゃってるの??」
なんと、あの捨てられたチョコをジポラが食ってたのだwww
「ゴリラも食う?これチョーうまいよ!」
「いらない」
カオスだわ。おしまい。